音楽工房G.M.P the 大楽

ピアノの演奏今昔

お問い合わせ

ピアノで何をしたいてすか?

ピアノで何をしたいてすか?

2025/04/12

何のためにピアノを弾いていますか?

札幌市南区真駒内柏丘地下鉄真駒内駅近くの音楽教室(ピアノ教室、声楽教室)、音楽工房G.M.Pの大楽勝美です。4月から新しい生徒さん達も入り、今年度も無事スタートしました。と同時にコンクールやオーディションの戦い(!?)への火ぶたも開始されましたが(笑)。

この時期にいつも思うのですが、「いつからいわゆるいい演奏というのが、表面的で感動が感じられない演奏がもてはやされるようになったんだろう」と。目を見張るきらびやかで派手さだけが目立つ、しかもパフォーマンス重視の中身の薄い音楽しかできない、聴く方も刹那的にその演奏を支持する傾向がだんだん顕著になってきているのではないでしょうか?

もちろんこういう演奏では「感激」はしますが、「感動」とは違います。演奏者や作品を通じて聴く人たちが心を動かされることこそが、いわゆる「感動」するということなのです。

感動の仕方は人それぞれです。保護者の方にとっては、発表会などで我が子がステージに立ってピアノを弾いていること自体が感動となることもあるでしょうし、お子さんの成長の証としてその演奏に感動することもあるでしょう。コンクールなどで、賞に入るか入らないで一喜一憂することもあります。また、小さくてもお子さんの心の底からの演奏に感動することだってありますよ。色々感動する要素はありますが、得てしてコンクールなどは勝負する場所なのでどうしてもパフォーマンス重視になりがちなので致し方ないところもありますが。

昨今、感動するピアノコンサートがめっきり減ってしまっているのは残念です。巨匠と呼ばれるにふさわしいピアニストが、世界中でもほとんど見かけられなくなった現代では「パフォーマンスやすごいピアニスト」がいいピアニストの基準になってしまった感があります。

巨匠や作品のスペシャリストのピアニストたちの演奏を実際生、生で聴いたり音源で聴いたりした年代のものとしては、音楽作品にリスペクトがない自己顕示のための演奏は何とも賛成しがたいところがあります。

「人に感動を与える」ことを目指した指導をやり続けることが、何百年もの歴史を持つ、作曲家や作品に対する責任だと思いながら新年度もスタートさせました。

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。